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RIETI - 東京医科大学の入試における女性差別と関連事実 ― 今政府は何をすべきか
https://www.rieti.go.jp/jp/special/special_report/098.html
https://www.rieti.go.jp/jp/special/special_report/098.html
  



記事によると
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医師の女性割合はOECD諸国内で日本は最下位である。江戸時代から振り返れば、日本の女医の活躍には歴史がある。長い歴史を考えれば現代社会で日本は医療における女性の活躍の進んだ国となる可能性もあったはずだが実際はOECD諸国内で最下位である。なぜなのか?
  

女性に関しその離職率が大きいことが指摘されるが、これには誤解・曲解がある。
実際の資格者中の男女の医師の就業率の違いは、内閣府男女共同参画局発行の『共同参画』の2012年2月号の図3によると以下の様になっている。

  
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25歳から60歳までの平均では男性の平均就業率は90.9%、女性の平均就業率は83.9%で、わずか7%の違いにすぎない。
  
医者によらずわが国では長時間労働が蔓延し、このため子育て中の女性に特にワークライフバランスが達成しにくいため35歳前後を底に就業率が減るM字型カーブが医師の場合にも残存していることが女性に離職者が比較的多い原因である。だが7%という就業率の男女差はこの点で社会のあり方が改善されれば十分解消できる度合いであり、それを理由にして差別を行うなど、法的かつ倫理的に否定されるべきであるばかりか、合理的判断では全くない。日本以外のOECD諸国での女性の医療での活躍が、いかにその社会に貢献しているかを考えればその非合理性は自明であろう。
  
また日本で女性の専門医専攻に偏りがあるため女性が増えると特定分野の専門の供給不足になるという主張に関しては、専門医の専攻別に男女合わせた学内定員枠を設けて供給過多の分野の専攻者を減らしたり、需要に比べ供給の少ない専門の学生の奨学金を増やしたり、その分野の医師の報酬を上げたりするなどのインセンティブ・メカニズムで解決するべきであって、女性差別で調整しようなど言語道断である。
  
今回の事件は、
日本が本当に男女の教育や雇用の機会の均等を達成しようとする国なのか、
それとも法は単なる飾り物で、
実際は女性差別の事実が明確でも容認する国なのか、を
識別する重大な試金石である

  

  
  
  

  
おいおいおいおい…。
数日前までツイッターで出回ってた話、
ほぼ全てウソやんけ…。

  
  


  
むしろこの図から示唆されるのは、
実は医者という仕事は(いまの日本では珍しく)
「女性が産後に職場復帰しやすい仕事」であり、
圧倒的大多数の女性が実際に職場に戻っているらしいということである。
高齢層では男性の就業率を上回っている。

  



  
  
  


この記事への反応


  
女性医師からも離職率や外科医不足を盾に
女性差別を肯定するような意見が出回ってるけど、
彼女達も上から嘘を吹き込まれて洗脳された被害者だからある意味仕方ないかもしれない。
ただ、待ってましたとそれに乗っかる
日本の女性差別主義者達はクズ。

  
「ズルはだめだけど女性医師が増えると現場が困る」
という記事ばかり目についてうんざりしていた。
読めて良かった。

  
私の知る限りでは、女性の外科医もそこそこいますし、
外科系は教授も最近は増えてますので、おかしいなと思っていました。
私立大学医学部が男子生徒に拘る理由は、
医療法人の開業医の跡取りが大きく絡んでいると、思っていますけどね…。

  
……受験者たちはまったく根拠の無い偏見から
落とされたって事ですかね

  
ぐうの音も出ない正論。その通りとしか。
  
そりゃ元が高収入なのだし
なるまでに莫大な金と時間を費やしてるのだから
育児を抱えた女性だとしても、そうそう辞めるはずがないと思ってた。
むしろ辞める選択の方が女性にとっては人生詰む。
この嘘を広く思い込ませたのは、誰の意志なんだろうね。

   
“この現状で医大や医学部が女性入学を制限したり
排除したりする正当な理由など全くないと考える。”
そりゃそうよ。しかしこんな当たり前のことすら
強く主張しないと否定されがちな日本って…

  






  
  
  
男女で就業率、ほぼほぼ差がないやん
差別容認派の医師達の言い訳は何だったのか・・・
ちょっと徹底的に調査しないとダメでしょ