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『鬼滅の刃』など“男性名”の女性漫画家が多い理由と“美人漫画家”への複雑なファン心理 | 週刊女性PRIME
https://www.jprime.jp/articles/-/19301






記事によると


『鬼滅』のヒットを受けて、一部週刊誌がジャンプ関係者の証言として“作者は女性”“家庭の事情で、長く漫画家として連載活動を継続できない”と報じました。」(前出・マンガ誌編集者)

 吾峠氏の性別が女性だという報道が仮に事実だとして、なぜ女性漫画家が“男性名”をペンネームにするのか。コミック界の歴史を紐解くと、これは珍しいことではない。

「どの業界もそうだと思いますが、まだ漫画の世界で働く女性が少なかったころの名残ですね」

 そう話すのは、漫画原作者の太田ぐいや氏。

ひと昔前は、作者が女性というだけで読まないという人もいましたから、男性のペンネームを用いる女性漫画家は多かったです。また、“漫画の力は低いくせに、ちょっと美人だから仕事が取れている”などという女性蔑視も残念ながらあった時代でした。

「『シュート!』の大島司先生、『鋼の錬金術師』の荒川弘先生、『ホイッスル!』の樋口大輔先生、『金田一少年の事件簿』のさとうふみや先生などは有名です。『モテキ!』の作者である久保ミツロウ先生は自画像を男性っぽく描いていましたが、女性漫画家さんです。

 サッカー漫画『Jドリーム』や『オフサイド』で有名な漫画家・塀内夏子先生も、デビュー当時は“塀内正人”という男性名義のペンネームでした。彼女の場合は人気を博した後に“夏子”と改めましたが、そのことで悪影響を及ぼしたことは特にないように見えます。人気を得ることができればペンネームは何であろうと関係ないとも言えますね」

読者は少年や若い男性がメインとなるため、“男性が読む漫画をなんで女性が?”“男性の描写は男性しかできない”という意識は、時代背景もあるが、ほかの雑誌媒体より強かったのかもしれない。

「逆に、少女漫画や女性漫画、ハーレクインなど、女性がメインの読者層の雑誌では、“女性の描写は女性しかできない”という見方が影響しているのか、わざわざ男性のペンネームにする女性漫画家はほとんどいません。」

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吾峠呼世晴(著)(2020-12-04T00:00:00.000Z)
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この記事への反応


   
女性作家=腐女子向け=友情が不純でマガイモノという
強烈すぎるホモソーシャル的偏見が
おっさん層中心の漫画読者に存在する。
鬼滅の刃でさえもその偏見から逃れられてるとは言えない状態。


↑おっさんの漫画オタクは
本人は陰キャのくせして
漫画の「男らしい男同士の友情」に過剰な幻想見てるよね


金田一のさとうふみやて女だったんだな

ドロヘドロの作者が女性だった説を見て
ナチュラルに「女でガッカリした」ってツイート結構見たから
男性名義にしなければいけない事情もお察しよ


記事の多くの女性作家の例は
人気が完全に安定してから女性と判明するパターンだから
性別が特に影響ないように見えてしまうが
そもそも最初から女性名義だったら同じように人気が出ただろうか?
という疑問はある。
女というだけで「まん、まん」言われる保守的なオタク界隈の
偏見の嵐に埋もれて三分の一以下の成果だったかも知れない。


立原あゆみは男性だけど少女漫画出身だから逆パターンか

逆に「作家本人が若くて可愛い女性である」という属性を
おっさん編集者が全面に押し出して利用して
男性受けするエロ萌え系ラブコメを描かせるパターンも多いよ。
「あんなに若くて可愛い女性がパンチラを描くの!?」
みたいなギャップで男性読者を興奮させるために。
(高橋留美子も初期は確実にその路線だった)
それもそれで差別的で悪い風習だと思う。


「俺は作者の性別は気にしないで読む」
と軽く言える奴ほど、自分の根深い偏見には無自覚だからな。
あの高橋留美子でさえ、
マシリトというレジェント漫画編集者に
性別で門前払いをくらった位だぞ。




鬼滅作者の話題でも
出てきたし未だに偏見は強いか…
逆パターンは立原あゆみ先生以外
いなさそう



B08HSPBMTY
コーエーテクモゲームス(2020-11-20T00:00:01Z)
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B08GSL4GDF
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(2020-11-13T00:00:01Z)
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B08KCZP1S5
藤本タツキ(著)(2020-11-04T00:00:00.000Z)
5つ星のうち4.6