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株式会社マーベラス

2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)


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記事によると



(1)経営成績に関する説明

 当第3四半期連結累計期間におけるエンターテイメント業界は、国内家庭用ゲーム市場においては、ソフト市場はパッケージ販売が減少しつつも、ダウンロード販売の伸長により堅調に推移いたしました。また、ハード市場は、PlayStationR5の品薄解消による販売増やNintendo SwitchTMの人気継続により非常に好調に推移し、市場全体の成長を牽引いたしました。モバイルゲーム市場においては、市場が安定期を迎えほぼ横ばいで推移する中、海外企業によるタイトルが成長し存在感を見せるなど、依然厳しい競争環境が続いています。アミューズメント市場においては、プライズ(景品)ゲームが引き続き好調に推移したことに加え、一部ではメダルゲームの回復が見られるなど、市場規模の拡大基調が続きました。音楽映像市場においては、パッケージ市場は縮小傾向が続きましたが、コロナ禍を経て生活に定着した動画配信市場は、競争が激化しつつも依然高水準で推移いたしました。ライブエンターテイメント市場においては、コロナ禍の影響から脱し、観客動員が回復傾向にあります。
 このような状況下、当社グループは、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。
 この結果、当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)の経営成績は、売上高21,760百万円(前年同期比18.2%増)、営業利益1,390百万円(前年同期比56.2%減)、経常利益1,746百万円(前年同期比50.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,174百万円(前年同期比51.3%減)となりました。
 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

①デジタルコンテンツ事業
 当事業のコンシューマ部門においては、国内で2023年9月に発売した完全新作RPG『FREDERICA』の北米・欧州・SteamR版を同年10月3日より順次発売いたしました。また、Nintendo SwitchTM向け完全新作ファッション&コミュニケーションゲーム『ファッションドリーマー』を、2023年11月2日に国内・アジアで、同3日に北米・欧州で発売する等、複数の新作ゲームソフトを国内外で発売いたしました。
 しかしながら、第1四半期に発売した『LOOP8』の販売不振に加え、これらの新作タイトルの販売が想定を大幅に下回る推移となり、開発費を回収することができず損失を計上いたしました。

 オンライン部門においては、前年同期にリリースした『ドルフィンウェーブ』が、開始時の大幅な業績貢献に対する反動減があったものの、引き続き堅調に推移いたしました。また、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』、『ブラウザ三国志』といった長期運営タイトルにおいては、経年により売上が減少したものの堅実に収益貢献いたしました。
 この結果、当事業の売上高は12,137百万円(前年同期比18.2%増)、セグメント損失は300百万円(前年同期はセグメント利益1,635百万円)となりました。


②アミューズメント事業
 当事業においては、主力であるキッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』において、「ゴージャススター3弾」を2023年11月22日より稼動開始いたしました。第2四半期に引き続き、イベントへの出展や、他社とコラボレーションした「タグ」の配布キャンペーン等、マーケティング・プロモーション施策を積極的に実施し、非常に好調に推移いたしました。また、海外展開中の『ポケモンガオーレ』についても好調が継続し、大きく業績貢献いたしました。中国本土において2023年9月26日より稼動開始した、人気作品『NARUTO-ナルト-』を活用した新作アミューズメントマシン『火影忍者 斗牌世界』については、順調に稼動台数を拡大いたしました。
 この結果、当事業の売上高は6,602百万円(前年同期比9.2%増)、セグメント利益は2,512百万円(前年同期比7.9%増)となりました。


③音楽映像事業
 当事業においては、「プリキュア」シリーズ20周年施策の一つであるオリジナルTVアニメ 『キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~』を2023年10月から12月に放送したほか、『ひろがるスカイ!プリキュア』のライブコンサートや、シリーズ初となる舞台化作品で男子プリキュアが活躍する「『Dancing☆Starプリキュア』The Stage」を同年10月から11月にかけて公演いたしました。
 また、「ミュージカル『新テニスの王子様』」や「舞台『刀剣乱舞』」、「ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』」等のシリーズ作品の新作公演を実施し好評を博したほか、『映画刀剣乱舞-黎明-』等のパッケージ商品化を行いました。
 舞台公演関連の補助金等の縮小により利益率は低下したものの、コロナ禍からの回復によりチケットやグッズの販売環境が改善し、前年同期比で増収増益となりました。
 この結果、当事業の売上高は3,019百万円(前年同期比43.8%増)、セグメント利益は436百万円(前年同期比10.6%増)となりました。



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通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

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記事によると



 当社は、本日開催の取締役会において、最近の業績の動向を踏まえ、2023 年5月 11 日に公表いたしました2024 年3月期の通期連結業績予想を下記のとおり修正することといたしましたので、お知らせいたします。


1.通期連結業績予想の修正について

(1)2024 年3月期 通期連結業績予想数値の修正 (2023 年4月 1 日~2024 年3月 31 日)

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(2)修正の理由
 当社のデジタルコンテンツ事業コンシューマゲーム部門においては、人件費の高騰や、コンテンツのリッチ化により開発費が増大する中でも、新規オリジナル IP によるヒットタイトルを創出し競争力を獲得するために、「ワールドワイド展開強化」「海外シェア拡大」「開発の内製化」「優秀な人材確保」を中長期的な開発方針と掲げ、当期においても、全世界展開を前提とした完全新作のオリジナルタイトル『LOOP8』を6月より、『FREDERICA』を9月より発売いたしましたが当初の販売計画を下回る推移となりました。また、11 月より発売した今期の最注力タイトル『ファッションドリーマー』につきましては、デジタルも含みワールドワイドで 50 万本に迫る売上となりましたが、当初計画からは大幅に下回る結果となりました。
 アミューズメント事業において、主力のキッズアーケード筐体が国内外で非常に好調に推移し、過去最高のセグメント業績を更新する勢いであることや、音楽映像事業において舞台公演の売上がコロナ禍からの回復により増加基調であること、コンシューマゲームにおいても、前期に国内で発売した牧場物語シリーズの海外版『STORY OF SEASONS:A Wonderful Life』の販売が北米・欧州において好調に推移していることなどにより、売上高に関しては当初計画を上回る見込みとなりましたが、利益面におきましては、上記のコンシューマゲーム新作3タイトルの影響が大きく、当初想定していた収益を十分に上げることができない見込みとなりました。
 以上の理由により、前回発表の通期連結業績予想数値を修正いたしました。

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役員報酬の減額に関するお知らせ

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記事によると



当社は、本日発表いたしました「通期連結業績予想の修正」を真摯に受け止め、下記のとおり役員報酬の減額を決定いたしましたのでお知らせいたします。



1.役員報酬減額の内容
代表取締役社長 月額報酬の30%を減額
常勤取締役 月額報酬の12%を減額

2.減額対象期間
2024 年2月から4月まで(3ヶ月間)

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フレデリカは全く話題にならなかったなぁ
ファッションドリーマーはハーフミリオン近く売れてても想定以下 厳しい





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バンダイナムコエンターテインメント(2024-02-01T00:00:01Z)
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