名称未設定 1


前回記事
『しろくまカフェ』の作者・ヒガアロハさん、過去に起きた小学館とのトラブルを再投稿 「思い出して悔しいのが、読者の方からのお手紙やプレゼントを全部捨てられていたこと」










漫画家の上原きみ子先生、『炎のロマンス』文庫版の作者コメントで、連載終了時のエピソードについて語る

『炎のロマンス』は1975年~1977年に小学館の週刊少女コミックに連載されていた漫画

現在は講談社からリニューアル復刊された文庫版が発売されている






亜樹とレドビィの恋の行方を息をつめて見守ってくれる少女たちの心の叫び、訴え、怒り……。
手紙を書いて送ってくれるファンのほうも真剣なら、厳しい批評に、じつは読むほうはもっと真剣だった。
ファンレターは、平均睡眠時間3時間の私の大切な栄養剤だった。1通も漏らさず読んだ。そんなある日、担当が言った。
「『炎のロマンス』は人気が落ち目だからもうやめましょう」
そういえば、ここ半年、私は1通のファンレターも受け取っていない。
描きたいことはまだたくさん残っていたが、泣く泣く最終回を描き終えた。
1週間後、編集部で半年間ためこんだ4000通のファンレターが私の手元に届き……私は、読みながら泣いた。





















漫画家のさちみりほ先生も初のファンレターが小学館から届いたのは2年後だったと暴露




この記事への反応



この通りなら「落目扱いにして連載をなくすためにファンレターをわざと編集部が止めていた」のですか?
ひ、ひどい


炎のロマンスの連載をリアルタイムで読んでいたけれど、こんな事があったなんて…
だから、尻すぼみみたいな終わり方だったんだ…😭


酷くて涙が出てきました

ええー、そうだったんだ…
半年分4000通のファンレターを渡さず、人気が落ち目だからと連載を終わらせた編集部……

小学生の時に図書館で読んだけどすごく面白くて今でも内容覚えてる


この復刻コミックスは講談社漫画文庫だけど、元々は小学館での作品。しかしファンレターを全て編集部に差止めておきながら打ち切り宣言、そして最終回後に溜まりに溜まっていたファンレターを原作者に渡すとか、比喩でもなんでもなく鬼畜の所業過ぎる。市原元サンデー編集長の危惧を漸く理解できたわ。

ひでぇ…鬼畜の所業だな小学館

作家に陰湿ないじめやるのは小学館の伝統なのかね

こんな事許されるの⁉️
炎のロマンス、当時めちゃ人気だったよね?!


炎のロマンスってラストめっちゃ駆け足だった気がしてたけどそうだったんか⋯⋯

小学館は自社都合で漫画家を壊す悪徳会社だったのか…
今からでも他出版社に移れないものなのかな…作家さんや漫画家さん達は。
日本の宝が小学館に潰されちゃうわ…







上原 きみ子(漫画家)- マンガペディア

日本の漫画家。女性。中学卒業後、岐阜県多治見市の工場に就職。19歳の頃、新人漫画家募集に応募を開始。1965年、貸本漫画『黒コスモスの花言葉』(金田君子名義)で漫画家デビュー。その後、1968年「りぼん」11月号から『ショーケン物語 涙いろの思い出』(上原希美子名義)で商業誌デビューを果たす。同誌などで2本の作品を発表後、1969年には「少女コミック」誌に移籍。「上原きみこ」と改名し、本格的に活動を開始。『ロリィの青春』『炎のロマンス』『マリーベル』など、次々とヒットを飛ばした。70年代後半には学年誌にも進出し、「まりちゃんシリーズ」では第35回小学館漫画賞児童部門を受賞している。その他の作品に『青春白書』『夢時計』『いのちの器』など多数。


1946年4月25日 岐阜県に生まれる。
1965年 『黒コスモスの花言葉』(金田君子名義)で、貸本漫画家デビュー。
1968年 「りぼん」11月号に『ショーケン物語 涙いろの思い出』(上原希美子名義)が掲載され、商業誌デビュー。
1968年 「恋のしずく」を「週刊少女コミック」に投稿。
1990年 「まりちゃん」シリーズで第35回小学館漫画賞。
1991年 「フォアミセス」にて『いのちの器』(上原きみ子名義)の連載を開始。
1998年10月5日 『いのちの器』がテレビドラマ化。フジテレビ系列の昼ドラ枠にて放映される。




関連記事
【アカン】小学館さん、『金色のガッシュ』原作者・雷句誠さんから訴訟された時に、ガチでとんでもないFAXを社内で回してしまう…

小学館の「『セクシー田中さん』原作者・芦原妃名子さん急死の経緯、社外発信の予定なし」宣言、マジで多くの漫画家やクリエイターから批判殺到・大炎上して終わる…

ホラー漫画などで有名な漫画家・楳図かずお先生、小学館の編集者からとんでもない仕打ちをされ休筆していた…

小学館と編集者、芦原妃名子さん死去にやっとコメント「先生の要望を忠実に伝えドラマは制作された」「組織として今回の検証・対策を引き続き行う」「寂しいです、先生」

【画像】「漫画家を守ってくれない」と炎上中の小学館、今週号で過去最大級に危機的な『週刊少年サンデー』を発刊してしまう……

【日テレ×小学館】『セクシー田中さん』のドラマ版プロデューサー、また未完の漫画を実写化するとの報道!芦原妃名子さん急死で情報解禁が見送りに

【セクシー田中さん原作者急死】小学館とドラマ版脚本家の声明に致命的食い違いがあると話題に!「誰かが嘘ついてる」「日テレのプロデューサーは説明しろ」




ファンの思いも踏みにじってる
ファンレターを捨てたり隠したりする行為に何の意味があるのか